所属する山岳会から久しぶりに声が掛かり、これまた久しぶりの沢遡行となった。

 当日夕方は台風の影響で関東地方随所でゲリラ豪雨が発生していた。 熊谷市の自宅も凄い豪雨で川のようになっていた。 心配していたが、台風は過ぎるだろうとの予想と,初心者多いので無理せず宴会だけやって解散しようとか、お手軽山行の様相を見せ初め,結局計画していた3パターンからナメラ沢を選択する事となった。

 都内山岳会なので熊谷から参加するとアクセスがDSCF1116一人で寂しいんだよな。 雁坂トンネル駐車場で待ち合わせる事になる。 私は埼玉側から,他の6人は新宿集合で山梨側からのアクセスとなる。 23時ピッタリに車3台が集合。 誰もいない駐車場に大量の酒が持ち込まれ宴会となる。 蚊取り線香のせいか、気温が低いせいか虫がおらず快適そのもの。 各自適当に寝出す。 個人テントで寝るヤツ、そのフライシートにくるまって寝るヤツ、ボルダー用のマットで寝るヤツ。 シュラフカバーで寝るヤツ。 外で寝るのが快適な良い時季だな。

 明けてから曇天をついて遡行。 宴会遅くまでやり過ぎて7時行動開始。 まだ酒抜け切れておらず、みんな静か。 45分の林道歩きの後、登山道に入りナメラ沢の標識!を下降。 その沢を少し下ったところがナメラ沢の出合になる。 工事の影響で25地DSCF1138形図と林道の付け方が変わっていたり伸びており真面目に地形図見ておかないと後で苦労する。 適当に美味しい部分だけ遡行した後、詰めずに沢を下降するという横着。 この沢や山頂なら合理的な楽しみ方だな。 登山道下山するってのも楽しくないもんなあ。 沢を下る途中、おやつ替わりに持ってきた素麺を茹でて流し素麺ごっこをして遊んだりしながら入溪点に戻る。

 10数年前に来た時とは溪相が変わっており、倒木やナメがゴーロになっていたりて関心する。 東京近郊の沢は10年くらいのスパンで変わっていく物なのかな?
あんまり、お薦め出来る感じの沢では無い。

DSCF1160 沢を出て辛い林道歩きの頃から夕立になり, 沢ではほとんど濡れなかったが相当な豪雨で全員濡れネズミ。 

 東京組は8/17(日)とあって、帰りの中央大渋滞が心配されるが、風呂に入ってから、のんびり帰ると甲府方面に。 私は逆方向の雁坂トンネルへ。 途中で140号線沿いの大滝温泉に入って18時前に熊谷に帰り着いた。