我が家から、京成の千住大橋駅が隅田川の対岸に良く見える。 駅と通過していくスカイライナーの写真です。
この辺りは、ウチのマンションの側も合わせて、明治初期に工業地域であったそうだ。 昭和に入ってからは宅地化が進み、戦後、水運の利も減って来たり手狭になったりで、だんだんと工場も郊外に移転してしまった。 1903年開設の靴屋さんリーガル最初の工場は、2004年に移転したが工場の建物だけはポツンと残っていた。 レトロな佇まいであったが、いつの間にか無くなって跡地にマンションの建築が始まっていた。
こいつが出来上がると、駅は見えなくなるな、記録しておかなくては。
しかし、味のある古い工場を記録して置けなかったのは残念だった。 もう一棟だけ昭和期の臭いがする工場が見えているのでコイツも撮っておきたい物だ。 明るい灰色の屋根の工場の上の方に見えるのは北千住の丸井です。 ロゴが見えるかな?
この地域、まとまった広い土地が京成とは言え急行停車駅に在るからマンションデベロッパーが飛び付いてるらしい。 区とかが主体の大規模再開発で利権が渦巻くのかと思い来や、マンションデベロッパーが早々に個々で収まってしまい、あんまり情報が無い。
なかなか趣きが有りそうな京成と隅田川に挟まれた、この地域だが引越して来て1年、何故か足を踏み入れた事が無かったので、 天気は良いし出かけて見てた。
駅直前の地域、特に線路の隅田川側は、更地でありマンションの建設が始まっていた。 既に居住中のマンションが2〜3棟建っているし、まだまだ数件の大規模マンションが建ち並ぶ様相だったが、線路の反対側(北側)や少し駅から離れたところは、従前の雰囲気を保っているのではないかと思われる。 昭和50年代というところか? かつての工業地帯の雰囲気は残っている。
残念ながら、唯一残っているレトロな工場には全く立ち入れなかった。 近くにも寄れずに写真は撮れない。
あきらめて近隣を、徘徊していると(怪しいよなぁ)住宅地の、ど真ん中に、あたりの雰囲気とは異質な建築物があったのでふと見ると思いがけず、地下鉄千代田線の換気塔だった。 あんまり住宅地の真ん中なので、建物全体の写真を撮りにくかった。
踏切からスカイツリーが、よく見えるので電車と絡めて撮ってやろうとするが、晴天時に液晶画面ではタイミングが取れず、空振り。 いくらコンデジでもファインダーは必要だよなーと、腕の無さをカメラのせいにしておく。
期待通りに、なんだか良い雰囲気だった。 ど根性ガエルみたいな昭和40〜50年てき雰囲気の下町が残っているかも知れないな。
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